2025.07.28

小鳥の世界を幸せにしたい

とりきち横丁は、ドイツから鳥のための商品と情報をお届けするお店です。
小鳥の世界の幸せを願うすべての人たちを応援しています。

小鳥の世界の幸せとは何でしょうか。
ある人は「鳥が健康で長生きすること」、またある人は「鳥にとってさまざまな苦しみがないこと」だと考えるでしょう。

とりきち横丁は「鳥が鳥らしく生きること」が幸せの本質だと考えています。そして人間も、鳥と寄り添いながら共に豊かな時間を過ごすことで、共に幸せになれると信じています。

■鳥と人間は対等な存在

鳥を含む動物は、人間と同じく「地球の仲間」です。 人間の都合で動物の暮らしを決めるのではなく、鳥の生態や習性に合った環境を整えることが大切です。これは住まいだけでなく、食べ物にも当てはまります。人工的なものを減らし、自然に近い食べ物を与えることが、鳥の幸せにつながると考えています。

■ドイツの動物福祉とお店の未来

ドイツでは動物福祉の意識がとても高く、法律でも動物の権利や尊厳を守っています。 ベルリンに長く住む代表(シシイ家原)が、日本の文化や住宅事情に合ったドイツの商品を厳選し、皆さまに届けています。

最近では、日本国内の作家さまやメーカーの協力を得て、ドイツの考えを取り入れた商品を国内生産する取り組みも進めています。これは、法律の改正やコロナ禍、世界情勢の影響で輸送が難しくなった苦い経験から、持続可能なお店を目指しているためです。

■お店の始まりと想い

とりきち横丁は、代表がベルリン留学中に1羽のセキセイインコと出会い、日本とドイツ両国の飼育環境、考え方の違いに驚き、戸惑った体験をブログ『とりきちTagebuch』(リンク:https://ameblo.jp/leidenberlin/)に綴り始めたことがきっかけで生まれました。

お店が法人となり約13年の時を経た今も、日本とドイツの動物への向き合い方の違いに悩むことがあります。 最初は「ドイツの良いところを伝えたい」と強く思っていましたが、今は「日本とドイツ両国の良いところ・考えを活かし、鳥の幸せにつながるヒントや選択肢を少しでも増やすお手伝いがしたい」と考えるようになりました。

この記事にもあるお店のトップ画像には、そんな「小鳥の世界を幸せにしたい」という私たちの切なる想いが込められています。